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猫だったのに、なんかGが湧いてきた
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――遺跡の中の山…

――そんな変わった景色の中、猫達は練習をしています…

――彼女たちは気付いているのでしょうか…?

――その騒がしさにつられてやってくる者達に…

 

「にゃっはー!今回はニャー達の勝ちにゃー♪」
猫と鳥と茄子がハイタッチ(?)しながら喜んでいる。
「んー、流石に…人(?)が増えると辛いッスねぇ…」
休んでいた兎が立ち上がり、少し唸る。
…彼の飛んできた斧を受け止めたのは、足下でぐったりしている元歩行雑草の少年だった。
「…」
「ふにゃー、にゃんとかにゃるものにゃー♪」
「もさ…」
納得いかない、という声をだす少年。
しかし、舞い上がった猫達に聞こえるはずもなく…
「…もさぁ…」
頬を膨らませていた。


「ふにゃー、勝った後の食事は良いニャー♪」
もぐもぐと紫色のサラダを食す猫。
「まぁ、運動した後ですt…じゃ」
何かを言いかけて止める茄子。
…なんでも、何かの本に感化されたらしいのだが…
「…ところで…」
黒髪の青年が弓を持って周りを見渡す。
「何か、不穏な空気がしませんか…?」
「ふにゃー?」
ケタケタと上機嫌で答える猫。
「にゃーん、虫の合唱と、豚の鳴き声の輪唱が聞こえるニャー♪」
「ソレとハゲタカのダンスだな」
何でもないかのように言う太郎。
…自身が半分鳥だからだろうか?
頭上で円を描く鷹に気付いていた。
尤も、彼も其処まで危機感を感じていないようだが…
「…それって、危ないんじゃ…この遺跡じゃ…」
少女がもぐもぐと食べながら小さく呟く。
…そうしてやっと、異変に気付き始めた。
「…いつの間にか、でかい蟋蟀と黒豚に挟まれてるッスよ?」
「…にゃにゃ?ニャーにメロメロニャ?」
目が線になりながらもまだボケている猫にハリセンを一つ叩く茄子に、弓を構える青年。
「ふにゃ?」
目を瞬かせると辺りを見て…
「もさー、出番ニャー♪」
「もさ…また…痛い、の…?」
「にゃ、痛くにゃいにゃ♪…もさが避ければ」
ぼそっ、と言った言葉は少年には聞こえなかったようで…
「…サギだな」
ポツリと言った鳥男の言葉など、誰も聞いては居なかった。

「まぁー、本気で行くニャー!」
きゅ、と手袋を着けた手を握り、ひゅ、と針を出す猫。
「…何コレよくわかんない」
と、言いつつ、何やら攻撃に対する速度が速くなる鳥男。
何やら、新しい能力が身に付いたらしいのだが…
少し、目に見えにくいようだった。

 

「…ふにゃーん…強かったニャ…」
のんべんだらりと伸びている猫。
その隣で同じく伸びている少年。
「…もさ…痛かった…」
「…だって、避けにゃいんだもん」
くぁ、と欠伸をすると、一人だけ何故か前に出ていて生け贄にされた茄子が、
「まぁ、勝って良かったですたい」
その視線は自然と一人ピンピンしている鳥男に注がれる。
「…なんで、太郎にはあまり攻撃が行かにゃいのにゃ?」
「犯人はオレだ!」
「…もさ…しかないよね…」
「バーローwww」
そんなやりとりをしながら、フラフラと戻ってくる兎達。
「にゃ…お疲れニャー」
猫は目が線になりながらも、ゆっくりと起きあがる。
しかし、兎たちの様子に軽く首を傾げ、
「…どうしたのにゃ?」
「…負けたッス」
ふぅ、と疲れたように話す兎に、続けるように少女が話す。
「あの、黒豚…魔法、使ったの」
ぼそぼそと話す少女に、猫達は顔を見合わせ…
「…にゃ。にゃんというか…お肉ニャのに…」
「…喰われる者の立場にもなってみるたい」
…何故か茄子だけは寛容だった。


「…というわけで、スリーマンセルじゃにゃくて、ツーマンセルで一体しか出てこにゃかった所をボコると良いと思うニャ」
ぉぉー、と皆が声を上げる。
「なかなかあくどいなw」
「知らにゃー」
茶々を入れる鳥男に、素っ気なく返す猫。
二人一組という事で、ある程度組み分けは決まったようで…
茄子と猫と少年。
鳥男と少女。
青年と兎…
と、決まったらしい。
何故そうなったのかは…まぁ、色々あったらしい。
近くにあった魔法陣を踏むと、西へと向かう。


「ふにゃー、それにしても、さらと飛燕…大丈夫ニャ?」
体力のある二人が最後尾で少し離れて歩いている事に、少し心配になったのか、猫が声をかける。
「ちょっと…キツイッス…」
「…うん、少し…」
二人とも、少しとはいうものの、疲れが見える。
「少し休むたい?」
「…私も、疲れたし…」
鳥男と一緒にいるからじゃないかなぁ、と皆思ったが、まぁ、全面一致しそうになったその時。


ぱしゅ。


…軽い音と共に兎と青年の姿が消えていた。
「…にゃにゃっ!?」
いきなり起こった事について行けていない猫達に声がかかる。
「遺跡外に放り出されたのだよ」
声をかけた者…ソレは…
「ぶたかよ」
鳥男がボソリと呟いた。
「お前は鳥だろう」
反対の方から声がする…そちらの方には、
「ぶたかよ」
…やっぱり豚が居た。
双方に居る豚たちがしゃべり出す。
「この遺跡には変な力があってねぇ」
「戦う気力無き者はこの遺跡から出される」
「生きていれば、だがねぇ」
「しかし、一緒に居る者の気力がある場合は追い出されぬ」
…この二匹の豚の言葉に、一同は顔を合わせ…

「…にゃんだかスゴイニャ」
「そうですt…じゃ」
「意味分からない」
「…じゃ、私は…この人と一緒にいるから?」
「そうにゃんじゃにゃいかにゃー?」
「しかし、早く戻って合流した方が良いですたい」
「そうだな」
「…じゃ、戻りましょうか…」
「…もさ」

満面一致で話し合いを終えると、豚達の方を向き、
「にゃー、助かったニャ。教えてくれてありがとニャ」
「いやいや」
「それほどでも」
「と言う事で、ニャー達はコレで…」
「「待ちたまえ」」
…背中を向けると、豚達が呼び止める。
「この際だ」
「手合わせをお願いできないかね?」
「…ぃ、イヤだ、と言ったら、どうにゃるにゃ?」
「去り際に一発、大きい魔術をお見せしよう」
「と言っても、すでに結界を張ってあるのだがね」
…嫌そうに辺りを見回してみると、確かに結界は張られていて…
「確か、さら達って…」
「…うん…豚に負けた」
「…ヤバイt…じゃ」
「バーローwww」
「…もさ」
顔を見合わせると、やれやれ、と言った表情で3:2で分かれる。
「…ほぅ?」
「分散するか」
…豚も二匹で一気に襲いかかるとその間に他の組に攻撃されるのが分かるのか、一匹ずつ分かれる。
「にゃー…大した自信だにゃ…」
「体力には自信もあるし、魔術にも又然り、なのでね」
猫の目が線になり…針を取り出す。
そして、茄子の周りに魔力が収束する…
「本気で行くですたい」
「行ってもヤバイしニャ」
相づちを打つと、一匹と一個は豚に向けて手にした武器で攻撃を仕掛けた。

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自己紹介:
猫やってました。猫騎士、赤毛の猫、女好き淫魔猫。
今では何故かGやってます。

ヘタレです。
お絵かきがそれなりに好きです。ゲームも好きなんです。

リンク、アンリンク勝手にどうぞー。
万一リンクしていることが発覚したら何かの呪いの装備の如く相互リンク致します。
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