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猫だったのに、なんかGが湧いてきた
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――魔法陣に入りました。

――廊下を抜けた先は、自然豊かな土地でした…

――しかし、それだけではなく…

――遺跡を護る者、遺跡に住む者が牙を剥くのです。


「さてと、まー、ニャーも役立たにゃいとにゃー」
そう言うと、手袋を填めた五指を握り…もう一度開いた時には針が手の中に出ていた。
「センテヒッショー♪チャームッ!」
しゅばっ、と針を飛ばし、緑のマッチョに刺さる…
何か、軽い音が聞こえ…マッチョの様子がおかしくなった。
「にゃにゃーん。ニャーのミリョクにメロメロニャ?」
ケラケラと笑いながら、針をもう一度出す。
…仮にも魔力を持つ猫。
魔力の使い方が戦闘向きではなかっただけの話で…
戦えない、と言うわけではなかったのだが…
実際戦闘意識を持たない猫に、闘いにかりだすと言うことはなかったのだとか。

「ぶっそうだな」
隣でポツリと呟く上半身鳥男。
それに目を向ける猫。
「…じゃ、その腕に付けてるソレは何ニャ」
…腕には、どこかの博士が開発したよーな…
時計に見せかけた麻酔銃が。
「これか?」
腕に付けていた時計をおもむろに外す。
「これはな」
そして、緑のマッチョに投げつけた。
「麻酔銃型の時計だ」
キッパリと言う太郎。
ガンッ。
思いっきりぶつかる時計。
「…」
無言でソレを見る猫。
それって…
何か言いたかったが、緑のマッチョがソレを待ってはくれなかった。

 


「ふにゃー、大変だったニャー」
溜め息をつき、傷を洗う猫。
「まぁ、お前、結構狙われてたしな」
「ふにゃん」
皆で集まって移動を開始する。
流石に、緑のマッチョがぴくぴく痙攣している所で休む気にはなれなかったらしい。
「それにしても、にゃんだかにゃー」
「どうしたとです?」
隣で歩いている(?)茄子のへたが問いかける。
「にゃ、あの歩行雑草?にゃんだか、妙に動きが鈍くにゃる時があったにゃー、って」
だから、助かったんだけどニャ、と頬を掻きながら歩く猫。
「んー、同族だからじゃないっすかねぇ?」
前を歩く斧持ったウサギさんが軽く振り返る。
「…同族」
考えもしなかった言葉に目から鱗が出た気がした。
なるほど、同族。
予想だにしなかった。
「じゃ、あの死に体(?)で着いてきてるアレは茄子の追っかけニャ?」
後ろを振り返らずに猫は言う。
皆、そっと、一目だけ見て…また視線を前に戻した。


「…着いてきてる」
「また、戦う気、なのかな?」
「…だったら、苦戦しそうにないけどな」
「にゃー、とにかく追っ払うにゃ?にゃんだか気味悪いニャ」
「でも、敵意が無いのに戦うとです?」
「…なんだか、こっちが悪役ッスかねぇ?」

皆、前を向いたままボソボソと話す。
その内、魔法陣を越え…行き止まり。二手に分かれる道へと着いた。
「…ニャ…ココで一旦休むニャ?」
くるり、と皆に振り返り…
「Σ !!」
見ちゃった☆
死に体だったはずのモッサァがいつの間にやらピンピンしている。
「にゃにゃにゃ!」
シャキッ、と針を構える猫…だが。
「モッサァァァ!!」
「…?」
「…」
「?」
敵意所か、額を地面にこすりつけてまで土下座で頭を下げている。
「…にゃ?」
「…コレは…何ッスかねぇ?」
皆でその様子を見ていて…猫が頬を掻く。
「にゃー、まさか、この中の誰かに着いて来たいんじゃ…」
「モッサァァァ!」
そうです、と言わんばかりに顔を上げるモッサァ。
「…本当に?」
なんだか感覚的に嫌だなー、と思っていそうな少女の声に一同目を合わせ。
「でも、まだ先はあるとです。助けになるならよかじゃなかとです?」
茄子のへたがそう進言する。
「…まぁ、そうですよね」
確かに、と言う声が漏れ…
「じゃ、YOU、オレに着いて来ちゃいなよ!」
太郎の臨場感溢れる(謎)声。
しかし。
「モッサァァァ!!」
…首を横に振る緑の。
「…誰か、決まってるんスかねぇ?」
えー、と顔を見合わせ…
「…」
皆、バラバラになってみる。

んで。
「ふにゃぁぁぁぁ!?」
猫の方へと緑のゴツイのは移動した。
「にゃ、にゃーにゃのにゃ!?へたじゃにゃくて!?」
「モッサァァァ!!」
端から見ると、姐御!って言ってるように見えるのは、その見た目故か。
「ぁー、良かったッスねー」
「うらやましいな」
「…」
「よかとです」
少女は何だか複雑な目で見ていた。
「ぎにゃーーーーーーっ!!」
叫ぶ猫。
「…ミリキ、って罪にゃ…」
およよと鳴く猫に、皆は軽くガクッ、となったとか、ならなかったとか。

 

「さてとー。一人(?)増えたけど、練習試合するっすよ!」
さらが猫に向かって言う。
「ニャ、ちょっとずつ慣れていった方が良いよにゃー」
目が線になりながらも、戦闘時の組み合わせになり…
「じゃ…」
皆、思い思いの位置に立ち…
「行くっスよ!」
武器を構えた。

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猫やってました。猫騎士、赤毛の猫、女好き淫魔猫。
今では何故かGやってます。

ヘタレです。
お絵かきがそれなりに好きです。ゲームも好きなんです。

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万一リンクしていることが発覚したら何かの呪いの装備の如く相互リンク致します。
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