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猫だったのに、なんかGが湧いてきた
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――時計台のあるレンガの街…

――その街には二つの顔があります。

――一つの顔は昼の顔…人間達の住む街…

――もう一つの顔は…夜の顔。

――猫が魔力によって支配し、治安する…猫の街。

 

猫達に届いた一つの招待状。
ソレは島への招待状…何かの望みが叶うとかなんとか。
しかし、猫達には特に野望もないようで…
「…どうしようにゃ」
三代目魔王と呼ばれている黒猫は悩んでいた。
「ニャー、ニィちゃんはにゃにか良いアイデアはニャイかニャ?」
肩に乗っている小さな黒猫…使い魔のニィちゃんに尋ねます。
「ニィ…」
「…そうだにゃー…ニャルスは今、秋休みだからってニャー…」
眼鏡をかけている、落ちこぼれの虎猫を思い出しながら、魔王様は言います。
「…猫族に縛りを付けたら、絶対に帰ってこにゃくにゃるにゃ」
「ニィ…」
さすがは魔王様。自分も猫だからか良く分かってらっしゃいます。
「じゃ、どうするニャ…?ニャニか妙案ある猫ー」
黒猫が振り返ります。
そこには、いつの間にか六匹の猫…
――六猫柱。魔王の側近…
「とは、言われましても…にゃ」
「にゃーん、ニャーの配下は今特訓中だからダメニャー」
「ニャーの子分は一匹しかいにゃーし、アイツがいにゃくにゃったら…」
と、やはりメンドクサガリが揃う猫の一族。
案なんて見つかるはずもありません。
しかし、一匹のロシアンブルーが言いました。
「…ニャー」
皆が振り返ります。
六猫柱の中で、一番ののんびり者…決まって何かを言うときは、間延びした鳴き声で一鳴きしてから喋るのです。
「…ニャーの妹にゃんかー…どうでしょうにゃー…?」
「妹?」
皆がざわつきます。
彼女の妹…?
…皆、思い出すのに必死です。
何故なら、この一族…ロア家は、何匹もの猫が居るのです。
そりゃあ、もう、大変。
「ニャー…」
皆の様子に、少し困ったように猫は鳴きました。
「ニャーの、妹の名前は…」

 


………
「ふにゃー…」
場所は変わって、時計台より少し離れた廃屋の中…
月明かりが壊れた壁から差し込んで、猫を照らします。
彼女の名前はミュリィ。ミュリィ・ロア…
雌猫と言うこともあって、特に強くなれ、とか言われないので、のんびりとしている…らしかったのだが。
どうも、様子がおかしいようです。
短いシャツに短いズボン。そしてカウボーイとかが被るような帽子。
どうも、旅に出るような感じです。
「ニャー…暇にゃ」
…どうやら、のんびりしすぎたのか、好奇心の方が強くなったようで…
ブーツを履くと、ゆっくりと廃屋から出ます。
「…にゃ。にゃんとかにゃるにゃ」
持っているのは小さな針だけ。
護身用らしいが、特には戦う気もないらしく…
鼻歌交じりにレンガの道を歩きます。

「ミュリィッ」

近くの影に何かが降り立ちます。
ミュリィがそちらの方を見ると、一匹の眼鏡をかけた虎猫…
更に補足するなら、メイド服を着ていました。
「…にゃむりん」
小さく名を呼びます。
彼の名前はニャルス・ロア…そう、黒猫が言っていたのは彼だったのです。
…彼、と言うのは間違っておらず、雄猫なのにメイド服を着ているという、少し変わった猫でした。
「ミュリニャー♪何処に行くニャ?」
にゃーん、とミュリィに首を傾げます。
ミュリィも少し首を傾げ、
「…何処か?」
…しばしの沈黙。
どうやら、目的は決めていなかったらしく。
ニャルスが沈黙を破ります。
「…ニャ、ニャー…とりあえず、ミュリィ。魔王様が呼んでたにゃ」
眼鏡を直しながら、ニャルスはミュリィに伝言を伝えました。
ミュリィは訝しげな目をニャルスに向けますが、答えは返ってきませんでした。

 


「お呼びですニャ?魔王様」
…時計台。魔王と六猫柱が居るのは最上階。
フツーはこんな所に立ち寄りません…昇るのが疲れるから、という理由で。
「ニャ、ミュリィに来て貰ったのは他でもニャイ…」
重々しい声。
黒猫の魔力が空気を振るわせます…
髭がピリピリと震えながらも、ミュリィは言葉を待ち…
「島に行って欲しいニャ」
「バカンスは出来るニャ?」
「時と場合によっては、にゃー」
即、切り返された反応に、黒猫は目が線になり、
「…行く気ににゃったかにゃ?」
「煮干しはおやつに入るニャ?」
「ご飯にゃ」
即切り返しました。

 

…さて。
そんなこんなで島に来た虎猫、ミュリィ・ロア…
変わった仲間達と一緒にのんびりと行くことにしたようです…


胸から上が鶏の、鶏マンこと東京太郎…
どう見ても茄子のへたです、どうもありがとうございました、な茄子のへた…
どこかの弓道部員らしく、何かドス黒いモノを内に秘めてそうな飛燕…
何というか、貧乏頑張れ、な少女、パノッティ…
樵の斧をひっさげている兎、SavageRabbit…


………どうなる事やら。
しかも、持っている武器が似ている、という理由で東京太郎と茄子のへたとトリオを結成するミュリィ…
はてさて。どーなることやら。

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猫やってました。猫騎士、赤毛の猫、女好き淫魔猫。
今では何故かGやってます。

ヘタレです。
お絵かきがそれなりに好きです。ゲームも好きなんです。

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万一リンクしていることが発覚したら何かの呪いの装備の如く相互リンク致します。
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