猫だったのに、なんかGが湧いてきた
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「あけまして」
「おめでとう」
「Gざいます」
「ことしも」
「よろしく」
「おねGいします」
「きんGしんねん」
「とらどし」
「とらとらとらー」
「みんなでとっこーちゃん」
「とらってかわいいよねー」
「ふさふさしたいねー」
「おもちかえりぃ、したいよねー」
[星降る夜に]
今日は楽しいクリスマス。
みんな楽しいクリスマス。
それは、この島でも違いはありません。
「~♪」
そんな中、コソコソしている影が一つ。
そう、皆が寝静まった丑三つ時、そんな時に動くのは…
\カサッ/
…いつも動いているGでした。
Gは夜行性なのです。
皆が喰い散らかした、
ケーキや七面鳥やワインやシャンメリーを求めて、
Gは群がるのです…
「わはー♪」
カサカサモグモグ。
食べ残しとも言えない、食べかすとしか言えない其れでさえも、
Gは食べに群がってくるのです…
「…」
おっと。
そんなところに、紅い服に白いヒゲ…
そう、サンタさんです!
サンタさんがやってきたのです!
が…
「…」
踵を返して、いそいそと暖炉に戻り、
煙突を昇り始めました。
あれ?
まだ、プレゼントおいてませんよ?
もしもーし?
「~♪」
結局、残ったのは、この群がるGだけ。
そして、朝起きた時に残っているのは…
何も無いのです。
プレゼントは誰も用意してくれなかったので、
あるはずがございません。
でも、食べ散らかした食べかすも綺麗になっていたのでした。
「――という事じゃから、食べた後はちゃんと片づけないと、
サンタさんじゃなくて、Gが来ちゃうんじゃよ」
お婆さんは本を閉じると、孫に言いました。
「えー!そんなのやだー!」
男の子は今にも泣き出しそう。
それもそうでしょう、今日はクリスマスの前日。
つまり、クリスマスイブ。
そして、今は星達が瞬き、静けさが街を包もうとしている時間…
「じゃあ、ちゃんと、片づけるんじゃよ?」
「はーい」
お婆さんの笑みに、男の子は渋々と階下に降りていきます。
その背中を見送った後、椅子を揺らしながら小さく笑いを零しました。
「ふふ、サンタさんなんていないのにねぇ…」
…いきなり何言うですか、この婆さん。
「幻想《サンタさん》を信じて、現実《G》を信じてないとはねぇ。
我が孫ながら恥ずかしいよ」
なんか。その。すごく、どす黒いです…
「さ、私も寝ようかねぇ…」
結局、その部屋に残ったのは静けさだけ。
男の子が掃除をして、部屋に戻ってきた時には、お婆さんの姿はありませんでした。
――でも。
後かたづけをした良い子には、
必ず、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるのです――
\カサッ/
何も食べれないと分かれば、Gも他の悪い子の所に行くのでしょう。
――きっと…
ジャラン ラ グシャア!!
「やーん」
鎖が当たった頭を抑え、マーゴはカサカサしました。
「んだよ、この身も蓋もねー話は」
鎖を放った張本人。アンリは言います。
「コラコラ、今からケーキ食べるのに、暴れないの」
「そーだぜ、アニ。いくらマーが真っ黒クロースだからって、
聖夜に江戸の粋は無駄に無粋だぜー?」
しかし、ヴィと無神がフォロー。
アンリは渋々鎖を元に戻します。
既に、ミアとグレーシャルがケーキと蝋燭を用意していたようで…
「じゃ、食べましょうか」
「そーだね、後かたづけはしよう、ってことでしょ?」
「…そーなのか?」
「さー?」
アンリの問いに、マーゴはカサカサしながら首を傾げますが、
「たべかすが、あるのは、うれしいのはたしかだけどねー」
カサッ、と微笑んで。
「…」
みんな、後かたづけをする良い子になろう、と思ったのは、
マーゴには内緒。
素で、後かたづけしたら、どっかいかねーかな、と誰かさんが思ったのも、内緒。
――メリークリスマス!!
今日は楽しいクリスマス。
みんな楽しいクリスマス。
それは、この島でも違いはありません。
「~♪」
そんな中、コソコソしている影が一つ。
そう、皆が寝静まった丑三つ時、そんな時に動くのは…
\カサッ/
…いつも動いているGでした。
Gは夜行性なのです。
皆が喰い散らかした、
ケーキや七面鳥やワインやシャンメリーを求めて、
Gは群がるのです…
「わはー♪」
カサカサモグモグ。
食べ残しとも言えない、食べかすとしか言えない其れでさえも、
Gは食べに群がってくるのです…
「…」
おっと。
そんなところに、紅い服に白いヒゲ…
そう、サンタさんです!
サンタさんがやってきたのです!
が…
「…」
踵を返して、いそいそと暖炉に戻り、
煙突を昇り始めました。
あれ?
まだ、プレゼントおいてませんよ?
もしもーし?
「~♪」
結局、残ったのは、この群がるGだけ。
そして、朝起きた時に残っているのは…
何も無いのです。
プレゼントは誰も用意してくれなかったので、
あるはずがございません。
でも、食べ散らかした食べかすも綺麗になっていたのでした。
「――という事じゃから、食べた後はちゃんと片づけないと、
サンタさんじゃなくて、Gが来ちゃうんじゃよ」
お婆さんは本を閉じると、孫に言いました。
「えー!そんなのやだー!」
男の子は今にも泣き出しそう。
それもそうでしょう、今日はクリスマスの前日。
つまり、クリスマスイブ。
そして、今は星達が瞬き、静けさが街を包もうとしている時間…
「じゃあ、ちゃんと、片づけるんじゃよ?」
「はーい」
お婆さんの笑みに、男の子は渋々と階下に降りていきます。
その背中を見送った後、椅子を揺らしながら小さく笑いを零しました。
「ふふ、サンタさんなんていないのにねぇ…」
…いきなり何言うですか、この婆さん。
「幻想《サンタさん》を信じて、現実《G》を信じてないとはねぇ。
我が孫ながら恥ずかしいよ」
なんか。その。すごく、どす黒いです…
「さ、私も寝ようかねぇ…」
結局、その部屋に残ったのは静けさだけ。
男の子が掃除をして、部屋に戻ってきた時には、お婆さんの姿はありませんでした。
――でも。
後かたづけをした良い子には、
必ず、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれるのです――
\カサッ/
何も食べれないと分かれば、Gも他の悪い子の所に行くのでしょう。
――きっと…
ジャラン ラ グシャア!!
「やーん」
鎖が当たった頭を抑え、マーゴはカサカサしました。
「んだよ、この身も蓋もねー話は」
鎖を放った張本人。アンリは言います。
「コラコラ、今からケーキ食べるのに、暴れないの」
「そーだぜ、アニ。いくらマーが真っ黒クロースだからって、
聖夜に江戸の粋は無駄に無粋だぜー?」
しかし、ヴィと無神がフォロー。
アンリは渋々鎖を元に戻します。
既に、ミアとグレーシャルがケーキと蝋燭を用意していたようで…
「じゃ、食べましょうか」
「そーだね、後かたづけはしよう、ってことでしょ?」
「…そーなのか?」
「さー?」
アンリの問いに、マーゴはカサカサしながら首を傾げますが、
「たべかすが、あるのは、うれしいのはたしかだけどねー」
カサッ、と微笑んで。
「…」
みんな、後かたづけをする良い子になろう、と思ったのは、
マーゴには内緒。
素で、後かたづけしたら、どっかいかねーかな、と誰かさんが思ったのも、内緒。
――メリークリスマス!!
5日目
「ぬーん。ぬーん。まーごはかんがえたよ」
「るちゃりぶれ、を、とりいれたら、まーご」
「ぽいんとたかくない?」
「がんばっちゃおーかな?」
「つぎのひ、なんだか、みんな」
「がっ。してきた」
「いたいよー」
6日目
「みあたんとはなしてて」
「まーごは よーやく わかった」
「まーごが かわいーのと」
「みんなが とぅーしゃいしゃいだから」
「みんな、まーごをみて にげるんだね!」
「なら、まーごから だきついてあげなくちゃね!」
「よーし、がんばるぞー」
「くいーんたるもの、そんけーされるよーに、がんばるのだー」
その後、G子を見た者は… … …
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プロフィール
HN:
ENo920PL
性別:
非公開
自己紹介:
猫やってました。猫騎士、赤毛の猫、女好き淫魔猫。
今では何故かGやってます。
ヘタレです。
お絵かきがそれなりに好きです。ゲームも好きなんです。
リンク、アンリンク勝手にどうぞー。
万一リンクしていることが発覚したら何かの呪いの装備の如く相互リンク致します。
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